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直江 昶(なおえ とおる)
1927年1月15日生 |
福岡市内で生まれた著者は、終戦後間もない昭和21年秋に、同県筑紫野市針摺(はりすり)に一家で移住。父親の経営する精密機械製造所で家業を手伝っていたある日、事故で左手を真黒に焦がす大火傷を負う。この大火傷を馬の脂肪で見事に治した著者は、自ら体験した馬の脂肪の驚くべき効能に魅了され、日本ではじめて商品化に向けて研究活動を始める。
昭和46年に拠}紫野物産研究所を設立して、「馬油(ばーゆ)」という商品名で、ようやく発売開始となる。
昭和50年に「ガマの油は馬油だったに違いない」と発表したのをきっかけに、「馬油」は最高の民間薬として、全国各地に拡がっていった。
昭和63年に、厚生大臣から正式に《皮膚保護用》として許可が下りたことで、製造販売の現場を引退。
現在は古伝医道研究家として、「馬油」や「梅雲丹」の普及に努める。
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